- こうがい
- I
こうがい【光害】夜, 照明の光による害。 特に, 天体観測の妨げや野鳥の生態に悪影響を与える光をいう。IIこうがい【公害】事業活動や人の活動に伴って生じる自然および生活環境の破壊が, 地域住民や公共一般にもたらす精神的・肉体的・経済的な種々の被害。 大気汚染・水質汚濁・土壌汚染・騒音・振動・地盤沈下・悪臭などによる害。IIIこうがい【口外】口に出して話すこと。 他人に話を漏らすこと。IV
「~を禁ずる」「~しては困る」
こうがい【口蓋】口腔の上壁。 前方の大部分は内部に上顎骨と口蓋骨があり硬く(硬口蓋), 後方の約三分の一は筋肉を含んで軟らかい(軟口蓋)。Vこうがい【後害】後日の害。 あとあとの弊害。 後患。VI「~をおそれて泣寝入りする」
こうがい【慷慨・忼慨】※一※ (名)世の中の不義・不正や自分の不運を憤りなげくこと。「悲憤~する」「~の士」
※二※ (名・形動)意気盛んな・こと(さま)。VII「壮しと雖ども~にして大節あり/経国美談(竜渓)」
こうがい【校外】学校の外。 学校以外の場所。⇔ 校内VIIIこうがい【梗概】大体の筋。 あらすじ。 大筋。IXこうがい【構外】建物などの囲いの外。⇔ 構内Xこうがい【沆瀣】北方の夜半の空気。 また, 露の気。 あるいは海辺の空気。 仙人の食べ物とされる。XI「天の濃漿(コンズ)や~の盃, これまで持ちて参りたり/謡曲・邯鄲」
こうがい【港外】みなとのそと。⇔ 港内「~待避」XIIこうがい【笄】〔「髪掻(カミカキ)」の転〕(1)髪を整えるための道具。 毛筋を立てたり, 髪のかゆいところをかいたりするための, 箸に似た細長いもの。 男女ともに用いた。 象牙・銀などで作る。(2)江戸時代の女性用髪飾りの一。 髷(マゲ)などに挿す。 金・銀・鼈甲(ベツコウ)・水晶・瑪瑙(メノウ)などで作る。(3)刀の鞘(サヤ)に挿しておく, 金属性の篦(ヘラ)のようなもの。 本来整髪具だが, 中世以降は装飾用。(4)錨銲(ビヨウカン)の別名。XIIIこうがい【蝗害】バッタ類による農作物の被害。XIVこうがい【郊外】都市の周辺にあって, 森林・田畑などが比較的多い住宅地区。XVこうがい【鉱害】鉱業によって引き起こされる被害。 有害な鉱煙や廃液が人畜や農作物に及ぼす害や地表の陥落やぼた山の崩壊による被害など。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.